こんにちは、りんみらです
今日は新婚旅行5日目編、プロセッコの丘（Le Colline del Prosecco）の観光記録を書いていこうと思います
ところで皆さん、プロセッコの丘ってご存じでしょうか？
今回初めて聞いた！ という方も多いと思いますが、プロセッコの丘は、風光明媚な北イタリアの自然が感じられる美しいエリア
この記事を読まれた方は、ぜひ今度のイタリア旅行で行ってみてもらえればと思います！
イタリア観光地紹介（コネリアーノ）; プロセッコの丘 プロセッコ（Prosecco）とは、イタリアのスパークリングワインの銘柄 このプロセッコの生産地が、ヴェネツィアからもほど近いアルプスの麓に広がっており、この地域一帯が「コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘（Le Colline del Prosecco di Conegliano e Valdobbiadene）」として、2019年に世界遺産に登録されている 複雑に入り組んだ丘陵地帯にブドウの木が栽培されていることが特徴で、ユニークな景観が織りなされる
私たちは今回、このプロセッコの丘を自転車で見学しました！
本当におすすめの場所ですが、なんせまだ実際に観光に行かれた方が少ないスポット
かつかなり田舎にあるので、行き方も、自転車の借り方もほとんど有益な情報がなく、、
Google Mapやメールのやりとり、そして現地の方との会話などを駆使して情報をかき集め、
実際このルートで楽しめたのでご紹介させていただきます
※少しハプニングもあったので、そちらも共有させていただきますね！
今回はこんな感じの1日でした
ほんとに自転車借りれるかな？① ～ヴェネトの田舎に向けて出発～
この日は出発前から楽しみにしていたブドウ畑サイクリングの日
ただし、我々には1つ大きな不安がありました、、
「本当に自転車借りられるかなあ、、」
なんせ、この日イタリアは祝日だったので（出国時気づかなかった）、当初あてにしていた、コネリアーノ（Conegliano; ヴェネト州の街の一つ。鉄道駅もあり電車で行ける）の複数のレンタルバイク屋さんが「営業時間外」となっていたのです
Google Map上で、プロセッコの丘の近郊で、営業中のお店を調べると、、
1件ありました、、、
レンタルバイクショップ紹介（トレビーゾ）; バガボンドバイク（Vagabond Bike） バイパス沿いの巨大スーパーマーケット前にたたずむ小さなレンタルバイク屋さん 周辺を散策するときのE-bikeやマウンテンバイクが借りられる バガボンドバイクリンク https://www.vagabondbike.it/en/site/slider/menu:main
ただし場所が、めちゃくちゃ田舎！！
モンテベッルーナ（Montebelluna）という駅からバスに乗って、バス停から20分程度歩くしか行き方がなさそう、、
もちろん田舎＆祝日なので、タクシーの手配も超困難、、
ただ、幸いなことに、モンテベッルーナ駅からのバスは2時間に1本くらいはある、、
うーん、Google Mapの「営業中」は結構お店の人が更新忘れてたりして信用ならない、、
でも、（その時、まだ朝早かったので）そもそも電話してもまだ開店時間じゃないし、
でもでも、もし行くなら今出発しないとバス間に合わないし、、、
葛藤の末、
あー！ とりあえず行ってみよう！！ ということで、不安すぎるプロセッコの丘観光スタートです☺
まずは、最寄り駅のモンテベッルーナ駅（Montebelluna）に到着
ここからバスに乗り換えます
バス停間違えると悲惨なので、駅員さんや周りの人に2-3回聞きました 笑
最寄りバス停に到着です。とりあえず、ここまで結構順調だぞ！
ほんとに自転車借りれるかな？② ～お店のオーナーと交渉～
最寄りバス停も、本当に田舎の町って感じのところにあってすごくのどかです、、
この雰囲気を楽しみつつ、自転車屋さんに向かいます
途中でバイパスにあたり歩くこと数分、、着きました
が、なんか、建物の中暗い？？ あーやっぱり閉まってた？？？
と思いみていたところ、中に人がいるではありませんか！（この時いらっしゃったのは、店主のマッシモ（Massimo）さんでした）
さっそく話しかけます！
※以下マッシモとりんみらと旦那の会話 り: こんにちは、自転車どうしても借りられませんか？ （←とりあえず日本人がイタリア語頑張って話してる感を出す） マ: 今日はお休みで自転車も調整に出しているからないんだ り: でもGoogle Mapで営業中って書いてあったから来たんです、、（←文句言ってみる） 旦: ぼくたち東京から、はるばる20時間くらいかけて、自転車に乗るのをめちゃくちゃ楽しみしてきました。新婚旅行なんです（←エモに訴えてみる） マ: うーん、そうなんだね。でも自転車がないんだよな、、 り: 今日はもう帰るしかないですか？ 帰りのバスも2時間に1本くらいしかないし、せめてタクシーとかでプロセッコの丘、行けませんか？（←代替案聞く） マ: タクシー会社に電話してあげるよ！ （5分後） マ: タクシー、休みだからやっぱりダメみたい 旦・り: ぴえん・・・じゃあ、その辺で時間潰してバス待って帰ります・・・（←同情を誘う） マ: あ、ちょっとまって、じゃあこうしよう！ 今日いまから調整に出す自転車が2台だけ残ってるんだ。これを夕方までには確実にこの店に戻してくれるかい？ 3-4時間くらいしか乗れないけど、それでいいなら、今から少しだけ楽しんできなよ 旦・り: え、いいんですか・・・！！ 神！！！！ ありがとうございます！！！！！！！（←素直）
ということで、まさかの、マッシモさんのご慈悲により自転車が借りられました！
この恩は死ぬまで忘れられません！！！
電動マウンテンバイクを貸してもらいました
自転車でめぐるプロセッコの丘が絶景すぎた
まずは自転車屋さんから、プロセッコの丘（Collina del prosecco）まで向かっていきます
まだ葡萄畑は見えませんが、この時点ですでに自然がきれいすぎて、サイクリングが楽しすぎる
30分くらい走ると、プロセッコの丘のエリアに到着しました
ここからまずは、マッシモさんに教えてもらったとおり、いったん丘を登っていきます
急な坂も電動自転車だから余裕！
丘の上から見下ろす葡萄畑は絶景です
今度はここから一気に駆けおります
うまく言語化できないのですが、左右双方の斜面に緑色のブドウ畑の光景が広がって、そこを自転車で風を切って走り抜けていく体験が、本当にこの世のものとは思えないくらい絶景すぎたし素敵すぎました
やはり動画を見返してももちろんきれいだけど、実際の体験とはやっぱり違う、、、
ぜひみなさんにも、現地でこの感動を味わってほしいです！
実は祝日でなければ、このあたりのワイナリーでテイスティングなどもできたようなのですが、今回は自転車だからなくてよかったかも
最後に近くの町を探索して、自転車を返しに行きました
最後に、今日ほんとにお世話になったマッシモさんと記念撮影📷
トラブル発生 ～Google Mapに騙される～
マッシモさんにお礼を告げ、帰路につきます
Google Mapでパドヴァへの帰り方を調べたところ、なんとこの近くに小さな駅があり、そこからモンテベッルーナ（Monte Belluna）駅まで電車があるとのこと
来るときはバスで来たけど、バスは遅れることも多いし、電車にのろうかな、、
そう考えて駅まで歩いていきました
無人駅だけど、電光掲示板に、Google Mapで電車の時刻が書いてあります
待つこと数分、、予定時刻を過ぎても電車がきません、、
おかしいな、と思って電光掲示板を見ると、乗るはずだった電車が消えている？
次は、2時間後に来る電車の表記に、、
たしかに来るときはバスしか選択肢がなかったのに、逆方向だけ電車があるなんてことないのでは？
そう思い、もはや関係ないのですがマッシモさん（Massimo）に電話で聞いてみると、、
マッシモさん曰く、今は電車は通ってなくてバスしかないから、推測だけど、電光掲示板の時刻は、近くのバス停の時間が書いてあるんじゃないかなあ、と
ああ、やられました
自転車屋さん出たときすぐに、マッシモさんに確認しておけばよかった
なくなくバス停に移動していたところ、さらに不幸が、、
携帯の電池がなくなりました
ちなみに旦那もサイクリング中動画とりすぎて、すでに電池なくなってた
そのうち雨も降ってきて、
現代人としては最もストレスがかかる状況（＝インターネットが自由に使えない）で、
なんだか悲しくなります(´；ω；`)ｳｩｩ
なんとか野生の勘？でバスの通りそうな道を見つけ、
バス停に貼られた表示を見ながら、モンテ・ベッルーナ行のバスが通りそうな停留所を探します
人の勘ってすごいもので、なんとなくそれっぽいバス停は見つけたものの、、
いつ更新されたかわからない紙の案内があったり、そもそも祝日でダイヤも変わっていそうだったりで、本当にバスが来るか確信が持てない状況
田舎だからか、人もあまりおらず、、
ただ、大通りが近かったので、車は結構通っており、もはやヒッチハイクでもしようか、、と考えていたところ
1人犬の散歩をしている方が通りかかりました
この田舎で、アジア人2人がバスを待ってるのも結構異常な光景だとは思いますが、
勇気をもって、この人にバスが来そうか聞いてみることに、、
（イタリアの田舎町は、場所によっては、なんというか人種差別的な方もごくまれにいるので）
最初は冷ややかな目で見られないかとても心配していましたが、その方はとてもいい人で、
自分は普段は車だからわからないけど、といってわざわざバス会社に連絡して聞いてくれました！
バス会社の応答もすごく遅く、私たちのせいで、結局その方15分くらい足止めさせてしまい申し訳なかったですが、、
結論、問題なくそのバス停にバスが来るとのことでした🚌
その方、こんなに足止めしたのに、最後に「チャオ、旅行楽しんでね」といって去って行かれて、非常に素敵な方でした、、
いやこの日は本当に、マッシモさんとこの方に、たくさん助けられました
イタリア雑学; イタリアの田舎町に行くときの心得 日本でもそうかもしれませんが、インターネット上の情報が必ず正しいわけではないことも多いため、 インターネットで調べた後も、近くの人に、その情報が本当に合っているか必ず確認すべき！ 今回は、そもそもGoogle Map上の情報をうのみにしてしまったことが直接のトラブルの原因のため、 住人の方に聞いてダブルチェックすることがやはり重要
あとは、インターネットが確実ではないとしても、やはり携帯が使えないと人間とても不安になるため、モバイルバッテリー含め、携帯の充電をこまめに行うことが重要かと思います
無事パドヴァに生還
そんなこんなで無事バスに乗ることができ、電車を乗り継ぎ、無事パドヴァに生還
疲れ果ててましたが、繁華街のハンバーガー屋さんでグルメバーガーを食べました
おすすめのレストラン（パドヴァ）; Otivm Lunch Cafe' パドヴァの繁華街ウンベルト1世通り（Via Umberto Ⅰ）にあるカジュアルなレストラン パニーニやハンバーガー、カットピザ、フライなどが食べられる Trip Advisorリンク
イタリアでハンバーガー？と思いますが、
イタリア各地やヴェネト州産の野菜やお肉を使ったバーガーで、イタリア人の食へのこだわりを感じました 笑
飲み物は、食事と全然あってませんが、プロセッコ（prosecco）を頼みました 笑
帰りはトラブル続きだったけど、プロセッコの丘自体はとてもおすすめ！
祝日でなければ、もっとフレキシブルに動けた部分もあると思いますし、
私たちのようにネット情報に頼りすぎず、周りの住民の方に助けを求めながら行き帰りすれば、トラブルなく快適に観光できるはずです☺
明日は、とうとう約4日間お世話になったパドヴァを離れ、早朝にミラノに旅立ちます
お楽しみに！
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