【新婚旅行 (4日目) 】1日で巡るヴェネツィアが楽しすぎました

新婚旅行
ヴェネツィアの風景

こんにちは、りんみらです🙂 今回は、新婚旅行4日目編、ヴェネツィア (Venezia) の観光記録を書いていこうと思います

※今回の新婚旅行のプラン全体については、こちら [記事リンク] に記載しています

タイトルにもあるように、今回はなんと1日でヴェネツィアを観光しました! 多様な文化遺産があり、本来は1日で巡れるような街ではないのですが、旅程の都合上致し方なく…

学生時代に留学をしていたパドヴァ (Padova) という街が、ヴェネツィアから電車で30分圏内だったこともあり、当時は月に1-2回の頻度で訪問していたヴェネツィア。その経験を基に、短時間でもヴェネツィアの魅力を最大限感じられるようなTIPSなどたくさん書いていくつもりなので、ヴェネツィアに行きたいけどどうしても時間が取れない方や、ツアーの関係で自由時間があまりない方など、ぜひご参考にしていただければ幸いです。もし1日過ごしてみて「すごくよかった!」という方は、ぜひ再度訪れていただくのが良いかと思います

 [おすすめ度 ★★★★★] [世界遺産] 
世界の街紹介 (イタリア・ヴェネツィア)

118の島からなる海上都市で、150を超える運河と4000もの橋でそれぞれの島が結ばれている。中世から近代にかけて、ヴェネト共和国として栄え、交易や貴族の交友となり富の中心だったことから、島内には当時の面影を残す豪華絢爛な建築が並ぶ。「ヴェネツィアとその潟」として1987年に世界遺産に登録された。近年、地球温暖化により海面の水位が上昇するアクア・アルタ (Aqua Alta) も度々発生しており、今後消滅する可能性のある都市の1つとして、世界規模で保全の方法が検討されている

以前イタリアに住んでいたことから、よく知人に「イタリアに旅行しようと思ってるんだけど、ヴェネツィアって行った方がいい?」と聞かれるのですが、私の答えはYesでもありNoでもあります

というのも、ヴェネツィアという都市のユニークさ (21世紀に島内の移動手段が船だけ 笑) や数々の文化的な遺産を考慮すると、間違いなく地球上のすべての人が生涯で1回は行くべきだと思っています。一方で、とくに近年、あまりにも観光地化されすぎている側面から、他のどの都市よりも「エンタメ」感が強くなっているのも事実

その意味で、ある程度「観光地として作り上げられた」ヴェネツィアがあることを理解した上で、その中に垣間見えるヴェネツィアの魅力を楽しめる方や、むしろ観光地ならではの「エンタメ感」が好きな方には全力でおすすめします。反対にヴェネツィアに大きな「憧れ」を持ちすぎて行くと、少し期待はずれな気持ちになるかもしれません

やや冗長な前置きをしましたが、それでも素敵な街であることは事実なので、行く方にはぜひ楽しんでほしいと思っています!

今回はこんな感じで街巡りしてみました

今回のヴェネツィア観光ルート

いざ、ヴェネツィアに向けて出発!

今回は、パドヴァに滞在していたこともあり、電車でヴェネツィア本島に向かいます

※新婚旅行3日目編のパドヴァ観光については、こちら [記事リンク] に記載しています

1人当たり4.7ユーロでした

電車で約30分の距離。そのため、ヴェネツィアに行かれる方は、ヴェネツィアではなくパドヴァに宿泊するのもおすすめです☺

旅のTIPS (イタリア・ヴェネツィア); どこに泊まるのがおすすめ?

ヴェネツィアは、島内の移動が基本は徒歩 (ないしは船) となる。運河が多いため橋や階段も多く、狭い道には大勢の観光客が… そのため、大きなスーツケースがあると、宿までの移動がハードになる可能性が高い。またヴェネツィアは、複数の島で構成されているため、本島以外の島に宿泊する場合、船の本数が限られることも。したがって、利便性を追求するなら、本島内、かつ水上バス「ヴァポレット (Vapletto)」の停車駅の近くに泊まるのが良い

または、個人的なおすすめとしては、パドヴァのような近くの都市 (電車で30分~1時間程度) に滞在し、身軽な格好で電車でヴェネツィアに向かうことを挙げておきたい。世界的な観光地ヴェネツィアと比較すると、周辺都市は宿泊費用が安価なことも多く、またその街自体も観光できるため、実は良いところ尽くし。パドヴァの他、同じくヴェネト州 (Veneto) のヴィチェンツァ (Vicenza) やトレヴィーゾ (Treviso) などに滞在するのもおすすめ

ただし、ヴェネツィアへ鉄道で向かうときは、降りる駅を間違わないように注意!

旅のTIPS (イタリア・ヴェネツィア); 鉄道で向かうときの注意点は?

イタリアでは、このあたり一帯の地域を「ヴェネツィア」と呼んでいることもあり、鉄道駅の中にもいくつか「ヴェネツィア」という名称がついた駅がある。ヴェネツィア本島の駅名は「ヴェネツィア・サンタ・ルチア (Venezia Santa Lucia)」。たまに、この隣の「ヴェネツィア・メストレ(Venezia Mestre)」という駅で誤って降車してしまう方がいるようなので要注意!

メストレはいわば住宅地なのですが、とくに駅前の雰囲気があまりよくないため、誤って降りると心配になる方もいると思われます、、 ちなみにメストレ周辺は安いホテルが多いです。私も上記承知で1度利用したことがありますが、やはりテンション?が上がらずそれ以降使っていません

メストレと本島の位置関係

メストレを通り過ぎ、ヴェネツィア本島までの橋を渡っていきます

イタリア本土とヴェネツィア本島をつなぐ橋を渡る瞬間はいつもわくわくします

線路の向こうに海が見えます

こうして、無事ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着!

駅前の様子

いきなり迷子体験 ~サンマルコ広場 (Piazza San Marco) 目指して~

まずは、ヴェネツィアでもっとも有名な観光地の1つ、サンマルコ広場 (Piazza San Marco) に向かいます

ここで1つ、ヴェネツィアを体験するために、ぜひ試していただきたいのが「迷子体験」

旅のTIPS (イタリア・ヴェネツィア); サンマルコ広場までのおすすめのルートは?

サンマルコ広場をはじめとし、ヴェネツィアの主要な観光地に向かうなら、携帯の地図アプリを閉じて、目的地に向かうのが楽しい。一般的には、地図がないと道に迷ってしまうのでは?と考えがちだが、ヴェネツィア本島では、至る所に、主要な観光スポット (サンマルコ広場 / リアルト橋 (Ponte di Rialto) / 駅 等) までの方向を示す標識があるため、直観に従って適当に歩いていても、最終的には目的地に行きつく仕組みになっている

Google Mapに従って最短ルートで目的地に向かうのも良いですが、どこを切り取っても絵になるヴェネツィアだからこそ、あえて地図から目を離して迷子になって、ヴェネツィアの風景を堪能していただきたいと思います。また、あえて回り道をすることで、あまり観光客が通らない通りや広場を発見できるのもこの迷子体験の良いところ◎

こういった標識が街中の至る所にあります

今回の迷子体験で出会った風景です

ヴェネツィアらしい運河の父兄
プロフィール写真に使えそうです

途中で魚市場を発見

海に近いヴェネツィアは魚が有名
美味しそうだったけど今日は見るだけ

リアルト橋 (Ponte di Rialto) を渡ります

リアルト橋
リアルト橋の上から眺める大運河

ここからまた少し歩いて、無事サンマルコ広場に到着。比較的寄り道をしてきましたが、駅からおよそ1時間でした☺

ヴェネツィアの栄華に浸る ~サンマルコ寺院 (Basilica di San Marco) 見学~

まずはサンマルコ広場を散策。ヴェネツィアは、細い小道や小さな広場が多いので開放感が感じられます

開放的なサンマルコ広場
[おすすめ度 ★★★★★] 
観光スポット紹介 (イタリア・ヴェネツィア); サンマルコ広場 (Piazza San Marco)

ヴェネツィアの守護聖人、サンマルコに由来する大きな広場。ナポレオンが「世界で最も美しい広場」と称賛したことでも有名。ヴェネツィア観光スポット、サンマルコ寺院 (Basilica di San Marco) やドゥカーレ宮殿 (Palazzo Ducale) の他、博物館やカフェなどが立ち並ぶ

まだ朝のコーヒーを飲めていなかったので、近くのバールでエスプレッソタイム! ちなみに、今回適当に入ったバールがとってもリーズナブルでした。サンマルコ広場に面しているにも関わらず、エスプレッソ (espresso) が約3ユーロ (他の街と比べると高いけどヴェネツィアなら安いほう!)。お店の名前を失念してしまいましたが、サンマルコ寺院を正面に見て左手にあるbarです。よければ探してみてください☺

旅のTIPS (イタリア・ヴェネツィア); ヴェネツィアの物価は?

ヴェネツィアの物価は、普通の都市の1.5~3倍くらい。とくに中心部のサンマルコ広場の近くでは5倍程度になってしまうことも。島の中に食材やモノを運ぶのに労力と時間がかかることから、モノの値段が上がりやすいのはもちろん、需要と供給のバランス (観光客が多い) でさらに物価が上がっている。財布のひもが緩みやすい旅行中だからこそ、とくにヴェネツィアでは、何にお金を使うかあらかじめ考えておくことが賢明

個人的には、ヴェネツィアで飲食にお金をかけるのは勿体ないと思っており (同じ金額を出すならほかの都市で1-2ランク上の料理が楽しめるので)、美味しいレストランなどは別の場所で行くことにしていますが、価値観は人それぞれ。「ヴェネツィアで美味しいものを食べる」ことに価値を置くなら、値段気にせず楽しく食事をするのもよい経験になると思います

なお、サンマルコ広場には、1700年代に創業した有名なカフェ、カフェ・フローリアン (Caffe Florian) [Tripadvisorリンク] があります。混んでいるのと、お値段がはるので今回は行きませんでしたが、歴史が感じられる素敵な場所なので、時間とお金に余裕のある方は行ってみてください

コーヒーを飲んで元気になったところで、サンマルコ寺院を見学します

サンマルコ寺院前

ヴェネツィアで1日しか観光の時間がとれない!ときでも、ここだけは絶対に押さえてほしい!

[おすすめ度 ★★★★★] 
観光スポット紹介 (イタリア・ヴェネツィア); サンマルコ寺院 (Basilica di San Marco)
[公式サイトリンク]

ヴェネツィアの守護聖人、サンマルコを祀った寺院。ビザンツ様式の建築で、キリスト教の教会としては珍しいクーポラ (丸い屋根) が備え付けられている。内部もビザンツ様式のモザイク画で装飾されており、黄金にきらめく壁や天井が印象的

サンマルコ寺院は、一部有料ゾーンはあるものの、宗教施設という特性上、基本は入場無料となっており、連日行列ができます (2023年4月時点)

ただ、私がイタリアに住んでいた10年ほど前は、さすがにここまで混んでいなかったこともあり、予約をしていなかった我々は、入場まで1時間以上待つことに、、。とくに混雑する4月~10月は、公式サイト [公式サイトリンク] から有料で入場予約もできるようなので、時間を有効に使うためにもみなさまはぜひ事前に予約してください

(長時間並んだので) 外観もじっくり観察できました 笑

教会の中も圧巻!

黄金に光り輝くモザイク画
床も大理石のモザイク画で覆われている
この世のものとは思えない手の込んだ内装

せっかく中に入れたので、有料エリアにも行ってみました

有料エリアでは外に出られました

今後どんなに技術が発展しても、お金をかけたとしても、これほどの豪華で精密な、かつ様々な文化が融合した建築は生まれないだろうなと思います。時間がなくても長時間待ったとしても、ヴェネツィアに来たら、ここだけは絶対に見学してくださ

このあとは、隣のドゥカーレ宮殿に行く予定だったのですが、、こちらも長蛇の列、、サンマルコ寺院に入るのにかなりの時間と体力を使ってしまったこともあり、今回は泣く泣く諦めました

こちらも予約可能でしたので、皆さんは予約して行ってください!

[おすすめ度 ★★★★☆] 
観光スポット紹介 (イタリア・ヴェネツィア); ドゥカーレ宮殿 (Palazzo Ducale)

[公式サイトリンク]

ヴェネツィア共和国時代の総督邸兼政庁であった建物で、ベネチア・ゴシック建築の代表作とも言われる。外観は大理石で作られた壁面に細かな装飾が施されており、内部は15世紀から16世紀に活躍したヴェネト派 (Scuola Veneta) の画家による壁画や天井画が飾られている。とくにヴェネト派の大御所、ティントレット (Tintoletto) による天井の油絵「天国」が有名

ドゥカーレ宮殿は、ヴェネツィアに来たからにはぜひ行ってほしい場所ではありますが、どうしても行けないという場合は… 目的に応じて他の観光スポットを探してみてください! 文化と歴史が詰まった教会や建物が、これでもか!!というほど存在するヴェネツィアでは、ドゥカーレ宮殿以外にも、数々の美しい教会や、アカデミア美術館 (Gallerie dell’Accademia) を始めとする美術館や博物館など、芸術を堪能する場所が他にもたくさんあります

我々の場合は、私がイタリアの絵画、とくにヴェネト派の画風が好きなので、今回はドゥカーレ宮殿の代わりに、午後にスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ (Scola Grande di San Rocco) という小さな美術館のような場所に行くことにしました (後ほど詳細記載します)

水の都ヴェネツィアを感じる ~水上バスから大運河の景色を堪能~

サンマルコ広場をあとにし、次の目的地までヴァポレット (vaporetto) と呼ばれる水上バスで移動します

旅のTIPS (イタリア・ヴェネツィア); ヴェネツィアの交通手段

ヴェネツィアは、島内東側の一部の駐車場を除き、車両での移動は不可。そのため島内での移動は基本、徒歩か船に限られる。なお、ヴェネツィア観光で誰もが思いつく乗り物といえば、島内の細い水路を行きかうゴンドラ (Gondola) だが、かつて中世の貴族たちが利用していたものだが、現在は観光客向けのアトラクションの側面が強い。そのため、市民の方は、基本、徒歩かヴァポレットで移動している

中世貴族に思いを馳せつつゴンドラに乗るのも良いかなと思ったのですが、ヴェネチア島内を流れる大運河、カナルグランデ (Canal Grande) からの景色を楽しみたかったので、ヴァポレットに乗りました

[おすすめ度 ★★★★★] 
観光スポット紹介 (イタリア・ヴェネツィア); カナルグランデ (Canal Grande)

ヴェネツィア本島をS字を反転した形に渦巻くように流れる大運河。運河沿いにヴェネツィア共和国時代の豪華絢爛な建築が並んでおり、ヴァポレットで大運河を走りながら眺める景色は圧巻

なお、橋の多いヴェネツィアではあるが、意外にも徒歩で大運河を渡れる橋は少なく (2024年現在4つのみ)、それ以外の場所で大運河を渡る際には、ヴァポレットや渡し船を利用するのが普通。徒歩で渡る場合は、鉄道駅前のスカルツィ橋 (Ponte degli Scaltzi)、駅からサンマルコ広場へ向かう途中にあるリアルト橋 (Ponte di Realto)、アカデミア美術館前のアカデミア橋 (Ponte dell'Academia)、駅前と島内で唯一車両が入れるローマ広場 (Piazza Roma) を結ぶコスティトゥツィオーネ橋 (Ponte della Costituzione) のいずれかを利用すること

サンマルコ広場の前でヴァポレットに乗船!

サンマルコ広場から眺めるカナルグランデ
カナルグランデからの風景

島の真ん中あたり、サンポーロ地区 (San Polo) で一旦降ります

お腹が空いたので、ここでお昼ご飯を調達

[おすすめ度 ★★★☆☆] 
レストラン紹介 (イタリア・ヴェネツィア); アクアエマイス (Acqua e Mais)
[Tripadvisorリンク]

(厳密にはレストランではないが) お惣菜やストリートフードを販売するお店。ヴェネツィアらしい魚介類を使ったフリットやパスタなどがテイクアウトできる

お値段はヴェネツィア価格ですが、変わったお惣菜が多くて、選ぶのが楽しかったです☺

店内は食べる場所がなかったので、近くのサンポーロ広場 (Piazza San Polo) で食べることにしました。開放的な広場でベンチもあったので、外ランチするのに絶好の場所でした~

魚介のフリットとポレンタ
ラザニアは魚系と肉系の2種類がありました

ヴェネツィアの栄華に浸る②  ~スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ (Scola Grande di San Rocco) ~

ランチ後は、サンポーロ地区を少しお散歩

運河を自家製ボートで運転する人を発見!
ヴェネツィアの小道にはさまる旦那

午前中に長蛇の列で入れなかったドゥカーレ宮殿の代わりに、ヴェネト派の画家の作品が数多く残される、スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ (Scola Grande di San Rocco) にやってきました

[おすすめ度 ★★★★☆] 
観光スポット紹介 (イタリア・ヴェネツィア); スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ (Scola Grande di San Rocco) [公式サイトリンク]

慈善事業を行うキリスト教信徒の拠点として誕生。ヴェネト派の巨匠ティントレット (Jacopo Tintoletto) がこの建築の装飾を依頼され、1564年から1588 年にかけて多くの作品を残している

日本ではマイナーなティントレットという画家ですが、イタリアでは歴史上重要な画家のうちの1人で、ルネサンス最後の画家とみなされることもあります。ティントレットの画風の特徴でもある、光と影の対比やまるで登場人物が動いているかのようなダイナミックな構図は、当時のイタリアにおいて極めて特殊な画風であり、この後西洋絵画史において主流となっていくバロック (Barocco) 様式の先駆けとも捉えられます

ティントレットによるキリストの磔刑 (Crucifixion) と2階の大広間の天井の絵が見どころ。※公式サイトによれば、2025年までキリストの磔刑は修復作業中とのことなので、行く前に事前にサイトをご確認ください大広間は椅子が用意されていたり、天井の絵を鑑賞するために、鏡が用意されていたりするので、時間をとってゆっくり見学するのが良いと思います

天井一面が絵画で埋め尽くされている

見学を終えて少し歩いたところで雰囲気の良いバールを発見! おやつのティラミスとアペロル (Aperol) を頼みました

夕方になると飲みたくなるアペロルの魔法

バールの名前を控えるのを失念してしまいましたが、非常に良心的な価格 (他の街と同じくらい) でした。ティラミスも手作り感があって美味しかったです。ヴェネツィア大学 (Ca’ Foscari) の近くにあったので学生にも優しい金額になっているのかもしれません。このあたりは観光客も少なく、少しヴェネツィアの普段の生活も感じられるので、お散歩に良さそう

旅のTIPS (イタリア・ヴェネツィア); ヴェネツィアの穴場?

観光客が多いヴェネツィアで、あまり混んでおらず、散歩に適した地区をいくつか記載しておく。ただし人も少ない分、観光スポットは少ないため、あくまで街歩の目的で訪れるのが良い。飲食店も少なめなので、お散歩の前に飲み物やちょっとしたおやつなどを準備しておくのも良さそう

・ヴェネツィア大学 (Ca' Foscari) 周辺
・島の北側のカンナレージョ地区 (Cannaregio) 周辺
・島の西側の大きな公園ジャルディーニ (Gialdini dela Biennale) 付近 ※ただし国際美術祭のヴェネツィアビエンナーレ (Biennale) の会場のため、その時期は混む

ほろ酔い気分になったところで、、本日最後の目的地、フェニーチェ劇場 (Teatro Fenice) に向かいます (実はこの日フェニーチェ劇場で行われるオーケストラのコンサートを予約してました!)

ヴェネツィアの栄華に浸る③ ~フェニーチェ劇場 (Teatro Fenice) でオーケストラ鑑賞~ 

再度ヴァポレットに乗って、、フェニーチェ劇場に到着!

一応ドレスコードのある劇場なので、おしゃれをしている方が多いです。我々浮いてそう…

フェニーチェ劇場入り口
旦那の記念撮影!
[おすすめ度 ★★★★☆] 
観光スポット紹介 (イタリア・ヴェネツィア); フェニーチェ劇場 (Teatro Fenice)

[公式サイトリンク]

18世紀に建設された、イタリアでもっとも重要なオペラハウスの1つ。歴史上、火事によって何度か焼失しているが、その都度再建をし現在に至った経緯から、イタリア語で不死鳥という意味の「フェニーチェ (Fenice)」の名前がつけられた
館内もとても素敵です

天井桟敷席 (バルコニー席) からの鑑賞です

華やかな劇場

今回は、世界的に有名な指揮者チョン・ミョンフン (Myung-Whun Chung) が来ていたこともあり、ほとんど満席!

コンサートプログラムやチケットの予約は、公式サイト [公式サイトリンク] をご確認ください。チケットの価格はプログラムや座席によって変わりますが、私たちの場合は、天井桟敷席 (どちらかというとお手頃な席) で、1人2万円くらいでした

私たちは音楽が共通の趣味なのですが、そんなに音楽興味ないよ!という方でも、コンサートやオペラを鑑賞しなくても、公式サイトから事前に予約をすれば内部の見学ができるようなので (2024年現在、大人1人あたり12ユーロでした)、この豪華な劇場を見てみたい方はぜひ!

会場が素敵なのはもちろん音響も独特で、オーケストラとコーラスの音色が、劇場内にまろやかに響いていました (語彙力…!) 本当に夢のような時間で、あっという間の1時間半でした…

まだそんなに遅くなかったので、夜のヴェネチアを観光することもできたのですが、コンサートがあまりにも素敵すぎて、旦那も私も何も考える気が起こらず、すぐにパドヴァに帰りました (笑)

夜ご飯も料理したりお店を探したり考えるのが面倒だったため、初日にも訪れたお気に入りのピッツェリアを再訪🍴 もちろん美味しかったです

パドヴァ名物ふとめんパスタ (Bigoli) と野菜のピッツァ (Pizza)
[おすすめ度 ★★★★☆] レストラン紹介 (イタリア・パドヴァ); ピッツェリア サボナローラ (Pizzeria Savonarola) [Tripadvosorリンク]

パドヴァ市街地から徒歩圏内にある手ごろな価格のピッツェリア。ピザのほか、地方の特産を活かした前菜やパスタ、デザートも楽しめる

以上、ヴェネツィア1日堪能プランでした! いかがでしたでしょうか?(我ながら、主要観光地を押さえつつ、短時間でヴェネツィア感を感じられるプランになっていたんじゃないかなと思います)

私たちは音楽が好きなので、夕方以降はフェニーチェ劇場のコンサート鑑賞に充てましたが、絵画や芸術が好きな方は美術館や教会を巡ったり、街歩きが好きな方は観光客が少ない穴場の地区や、周辺の島に足を延ばしてみてもいいと思います

明日はブドウ畑🍇にサイクリングをしに行く予定です [記事リンク]

多分日本人で行った人10人くらいしか、いないんじゃないかなあ、、お楽しみに☺

※今回の新婚旅行のプラン全体については、こちら [記事リンク] に記載しています

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