【新婚旅行 (1-2日目) 】久しぶりのイタリアで洗礼を受けました

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今回は新婚旅行1-2日目編、日本出国 〜 最初の目的地、パドヴァ (Padova) 到着までについて書いていきます

私はイタリアが好きすぎて、なんやかんや理由をつけてよくイタリアに行くのですが、今回はコロナ後初、約5年ぶり! すごく嬉しかった半面、行ったら行ったで「ああ、この不便さと終始トラブルに見舞われるのがイタリアの通常運転だよね」みたいな経験もたくさんあったので、久々に受けたイタリアの洗礼をご紹介していきたいと思います! これからイタリアに行こうと思っている方、イタリアに興味がある方にとって、少しでも参考になると幸いです

※今回の新婚旅行のプラン全体については、こちら [記事リンク] に記載しています

イタリアは遠かった ~日本出国・イタリア入国~

限界社会人にはよくあること(?) ですが、普段は仕事で睡眠不足なこともあり、飛行機の移動時間はほとんど睡眠に充てることが多い私。そのため、私の中でイタリアと言えば、寝てればいつの間にか着く国の1つだったのですが、この旅はそうはいきませんでした

というのも、私たちが新婚旅行に出かけたのは、2023年の4月。コロナ後、まだ飛行機の本数が限られる中で、そしてウクライナ情勢により飛行機の空路が制限される中で、かつては往復20万円くらいだった日本とイタリアの直行便がなくなっていたのでした。所要時間が短めの乗継便も、価格が異常に高騰…

そんな中我々が致し方なく選んだのは、エミレーツ航空のドバイ経由便✈️。羽田 -ドバイまで12時間、そしてドバイ – ヴェネツィアまで6時間かかります

イタリア、遠っ!!! もはや別の場所にしようかと悩みましたが、せっかくの新婚旅行なので頑張ってみることに! 文句ばかり言っていても仕方ないですからね! 楽しくいきましょう☺

ちなみに通常時のイタリアまでの飛行機のおすすめも記載しておきます!

旅のTIPS (イタリア); どの飛行機がおすすめ?

限られた休みを移動時間に充てるのはもったいない!でも直行便は存在しないか、あっても高すぎる…! のであれば、なるべく価格も安価でなるべく所要時間が短い乗継便を探すしかない!イタリアに限らずヨーロッパ方面に行く場合、中国・北京経由の便 (エアチャイナなど中華系の航空会社が提供) 、トルコ・イスタンブール経由の便 (ターキッシュエアラインなどが提供) が、価格に加え、移動距離や乗り継ぎの際の利便性を考慮してもおすすめ
ないしは、価格はやや上がるが、KLMがオランダ・アムステルダム乗り継ぎの便を出していることもあり、こちらもおすすめ (所要も短く、機内食が美味しいことが多い)。ごくまれに、北京経由やイスタンブール経由と同じくらいの価格で航空券が出ていることもあるため、見つけたらラッキー☺

私たちの飛行機は羽田発深夜便だったので、仕事から帰宅ののち、家でシャワーを浴びて出かけます

空港行きの電車に乗ります! わくわく!!
わくわく! 2人ともテンション高い!!

久しぶりの海外旅行だったので免税品などゆっくり見たかったのですが、コロナ明けすぐだったのと深夜だったのとで、残念ながら羽田空港はほとんど機能していませんでした…

でもテンション高い2人!
私はふだん機内食を食べないので (乗り物酔い防止) 機内食の写真はこれだけでした

長期フライトが久しぶりだったからか、普段爆睡系の私も今回はあまり寝られませんでしたが、我慢を続けること約12時間。ようやくドバイ国際空港到着✈️

ちなみにドバイ国際空港、ものすごーーーく広かったです! 乗り継ぎをするだけなのにかなり遠くのゲートまで移動する必要があり手荷物検査もありました

それなので、ドバイ国際空港で乗り換えをする方は、ぜひ時間に余裕をもって移動してください! 空港が広すぎて、空港内の移動だけでやたらと時間がかかります

今回3-4時間ほどトランジットの時間があったので、一瞬、空港から出てブルジュ・ハリファの写真だけ撮りに行けるのでは?と思いましたが、行かなくて大正解。行ってたら確実にイタリア行きの飛行機乗れなかった…😂

空港の中にモダンなカフェや免税店がたくさんあり時間潰しもできるので、トランジット3-4時間の皆さんはブルジュ、ブルジュ・ハリファの誘惑に負けないでください 笑

ここからヴェネツィア行きの飛行機に乗り換え6時間。ついに…!!!ヴェネツィアマルコポーロ空港 (Aeroporto Marco Polo) 到着🛬 イタリア遠かった~

5年ぶり!この空港に限っていえば10年ぶり… 感慨深すぎた😂😂

イタリアの洗礼①  ~意外と手こずったSIM購入~

感動も束の間… さすがイタリア、早速トラブルが発生。本当はここで携帯のSIMカートを購入しようと思っていたのですが、空港の携帯ショップで旅行者用のSIMを買おうとするも「そんなものはない」と言われてしまい…

いやいや国際空港で旅行者用のSIMないとかビジネスやる気あんのか? とは思いましたが、マルコポーロ空港は結構小さめの空港なので、もしかして旅行者用のSIMが本当になかったのかもしれません。窓口のお姉さんはしきりに在住者用の高いSIMカードを進めてきます

真偽は不明ですが、普通だったら「?」と思うような応対がイタリアの洗礼ですね

勿体ないのでSIMカードはいったん我慢し街なかで購入することに。現代人としては最もストレスがかかる状況 (=インターネットが自由に使えない) の中、イタリアの旅がスタート

旅のTIPS (イタリア・ヴェネツィア); ヴェネツィアマルコポーロ空港からの移動

この空港からほかの都市へ移動する場合は、基本、空港バスでヴェネツィアメストレ駅 (Stazione di Venezia Mestre) に向かい、そこからトレニタリア (Trenitalia) と呼ばれ電車で目的地に向かうのが一般的。ヴェネツィア本島など一部の観光地については、空港から直通のバスがあるため、そちらを利用するのが便利

10年前の記憶と途切れ途切れのWi-Fiを頼りに移動すること1時間弱。14時ごろに無事パドヴァ駅 (Stazione di Padova) に到着!

ちょうど駅前にTIMショップ (日本のDocomoのような大手通信メーカー) があったので、今度こそSIMカード買うぞ!と思いお店に向かうと…

ああ思い出した… ここはイタリアだった…

イタリアの洗礼。はい、見事イタリアの昼休みに引っ掛かりました

旅のTIPS (イタリア); イタリアの昼休みってなに?

ランチの後の眠たい時間の労働を避けるため、長めの昼休みをとることが多いイタリア人。日本では考えづらいものの、それに合わせてお店も13時-16時くらいまで閉まることがしばしば。大都市や観光地では、従業員が交代でお昼をとり、お昼休憩なしで通し営業をやっている店も増えているが、中小都市のお店では、いまだにゆっくりとお昼休みをとる文化が残っている

イタリア観光の際には、お店の営業時間にご注意ください

イタリアの鉄道駅前はあまり治安が良くないことが多く (スリなど注意!)、パドヴァもそのケースにもれなく該当するため、またしてもSIMカードを諦め、予約したAirbnbのアパートに向かうことに。記憶を頼りに市内中心地まで歩いていきます。ただこれはさすがに昔住んでいたから何とかなっているのであって、リアルに知らない街でネットが使えなかったら相当ストレスだろうな…

駅前は荒んでいるパドヴァですが、市内中心部に近づくにつれ、少しずつ中世の美しい街並みが姿を現します。旦那もたくさん写真を撮っていました

そして、偶然にも市内中心部で、先ほどとは別のTIMショップを発見!どうやらここは昼休みなしで営業している模様。遂にSIMをゲットしました!

※ただこのSIMも実は問題があって… 今回スイスにも行く予定だったので、スイスでも使えるSIMを購入したつもりでしたが、このSIM全然スイスで使えず [スイス編ブログはこちら]。後に結局スイスでSIMを買いなおすといった事件もありました。

SIMカード起因で、いろいろとイタリアの洗礼を受けたのでした

ちなみに私もこの旅で存在を知ったのですが、今はeSIMという仕組みがあってこれがすごく便利。1年以上経っているので今やもう常識かもしれませんが、もしまだ知らないという方はご参考くださいませ

旅のTIPS (世界各国); スマートなSIMカードの買い方

貴重な現地滞在時間を、SIM購入などの事務作業?に充てるのは勿体ない!! これから海外に行くなら物理的なSIMカードではなく「eSIM」が便利。eSIMは電子的にスマホデバイスに内蔵されるため、携帯の設定画面の操作だけで、カードの差し込みなしでインターネットの利用が可能。出国前にオンラインで購入でき、設定も簡単、かつ現地に到着した瞬間にネットが使えるのが嬉しいポイント☺ ただし、一部eSIMが使えない機種もあるので、自分のスマホがeSIM対応しているかは事前確認必須!

ちなみにりんみらのおすすめのe-SIMは、trifa [trifa公式サイト]。trifaは、世界195ヵ国のeSIMが購入できる海外用データ通信アプリで、アプリ上でデータの購入・使用ができるので、初心者でもわかりやすい。eSIM購入時も「滞在日数」と「現地でネットをどれくらい使いそうか?」の2つの質問に答えるだけで、最適なギガ数のプランを提案してくれるので迷わずに購入ができる。現地でデータ量が足りなくなったら追加購入もできるのもありがたい☺

もっと価格がリーズナブルなeSIMもあるのですが、ややeSIMの有効化の方法が分かりづらかったり、データの追加購入ができなかったり (追加購入する場合、新規eSIMとして再設定が必要だったり) するため、初心者の方やあまりデジタル好きじゃない方にはTrifaをおすすめしています

イタリアの洗礼②  ~いろいろ遅れます~

無事SIMカードも手に入れたので、airbnbで借りたアパートに荷物を置きに行こう!と思った矢先、ホストから連絡が。掃除が間に合わずチェックイン時間を15-30分程遅らせてほしいとのこと

イタリアの洗礼第二弾です

日本なら「え?」となりますが、なんでかイタリアだとあまりイライラしなくなるんですよね。まあ15-30分って誤差だし笑。

ちょうど広場にいたので、ジェラートを買って食べながらのんびり待つことにしました。ジェラートは人の心を豊かにします

トッピングの生クリームもたっぷり♡

待つこと20分くらい。ホストから「準備できたよ」の連絡が!

今回チェックインの遅延はあったものの、選んだアパートは本当に正解すぎました! ホストのTommasoもとても優しかったし、なにより部屋からの眺めが素敵すぎて…!

パドヴァの街並みが一望できます
[おすすめ度 ★★★★★] 
宿泊先紹介 (イタリア・パドヴァ); パドヴァのパノラマペントハウス [Airbnbリンク]

パドヴァ市内中心にある約80㎡の広々フラット。バルコニーからの眺望は必見。広々としたリビングに大きなキッチンもあり、また駅や市街地からも徒歩圏内なため、何泊か長期で泊まり、パドヴァに暮らしているかのように滞在するのもおすすめ

値段は3泊で¥76,000くらいでした(円安でなければもっとリーズナブルだったはず)。私のAirbnb滞在経験の中でもトップを争うレベルで素晴らしく、次回パドヴァに来るときも絶対にここに泊まろうと思っています

いろいろあるけどイタリアは楽しい ~ディナータイム~

アパートの眺めに感動し写真を撮ったり、シャワーを浴びて少し休んだりした後、再び街に繰り出します

だいたい18時くらいだったので、街歩きをしながら夜ご飯を食べに行きます。お目当ては、私が学生自体に通いまくっていたピッツェリア (Pizzeria)。

ただイタリアってディナータイム遅いんですよね。お店について営業時間を確認すると、案の定夜の部は19時からだったので、バール(bar)でお酒を飲みながら待つことに。北イタリア名物、アペロル (Aperol) を楽しみました

アペロルには塩味のポテチが欠かせません

19時になったのでピザ屋さんに移動。悩んだ末、パドヴァやヴェネツィアが属するヴェネト地方 (Veneto) の郷土料理、ホシダラのポレンタ添え (Polenta con Bacalo) と野菜のキッシュ、そしてピザを注文

手前がホシダラのポレンタ、奥が野菜キッシュ
ピザは一人1枚がマナー
旅のTIPS (イタリア); レストランで何を頼む?

イタリアのレストランに来て何を頼むか迷ったら… その土地の郷土料理を頼んでみるのがおすすめ。イタリアは19世紀後半のイタリア統一まで、それぞれ別の国として歴史を歩んできた国。そのため、地域ごとに独自の言語や文化が発展していて、今でも日常生活にその影響が反映されている。せっかくであれば、「この地方のおすすめの料理はありますか?」や「この地域のワインはありますか?」とレストランで聞いてみるのも面白い

美味しすぎました! 幸せ!!

[おすすめ度 ★★★★☆] 
レストラン紹介 (イタリア・パドヴァ); ピッツェリア サボナローラ (Pizzeria Savonarola)
[Tripadvosorリンク]

パドヴァ市街地から徒歩圏内にある手ごろな価格のピッツェリア。ピザのほか、地方の特産を活かした前菜やパスタ、デザートも楽しめる

食べ終わると旅の疲れが急に出てきたのか、眠すぎたのでお会計してアパートに戻ります。寝落ちしそうになりながらシャワーを浴びて就寝。お疲れさまでした

次回は、新婚旅行3日目編のパドヴァ観光 [記事リンク] について書いていきます。お楽しみに☺

※今回の新婚旅行のプラン全体については、こちら [記事リンク] に記載しています

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