【新婚旅行 (6日目)】ミラノでイタリアの都会を感じてみました (格安チケットでミラノへ / 市内街歩き / ミシュラン星付店でディナー etc.)

Galleria Milano 新婚旅行

こんにちは、りんみらです☺ 今回は新婚旅行6日目、ミラノ (Milano) の観光記録を書いていこうと思います!

※今回の新婚旅行のプラン全体については、こちら [記事リンク] に記載しています

[おすすめ度 ★★★★☆] [世界遺産] 
世界の街紹介 (イタリア・ミラノ)

イタリアの証券取引所や大企業の本社が集中するなど、イタリアの金融・ビジネスの中心としての機能を担う一方、ミラノ・コレクションを始めとするファッションの発信地や、ミシュラン星付きのレストランを数多く輩出する食文化の中心地など、文化的にも非常に重要な機能を果たしている。スポーツ産業も盛んで、ACミランにFCインテルと国際的にも有名なサッカーチームが活動していることでも有名

今回は、前日まで約4日間滞在したパドヴァ (Padova) を出発し、午前中にミラノに到着した後、1日かけてミラノの主要観光地を探索していきます。主要観光地の情報の他、イタリアで電車に乗るときのお得情報や、ミシュラン星付きレストランの体験記も記載しているので、イタリアで都市間移動を考えている方や、短い時間でミラノの都市文化を満喫したい方は、ぜひご参考ください☺

今回の旅程はこんな感じです

北イタリアの都市の位置関係 (上) / ミラノ市内地図 (下)

パドヴァからの旅立ち ~お得にゲットしたチケットでミラノへ移動~

朝早い特急電車でミラノに向かいます!

※イタリア入国 ~ パドヴァ到着については、こちら [記事リンク] に記載しています

イタリアに来てから3泊4日過ごしたこの部屋ともついにお別れです

出発前にアパートからの眺めを満喫

私が大学時代に1年間を過ごした街パドヴァ。新婚旅行で改めて訪れたことで、また1つ思い出が増えました。旦那もとってもこの街を気に入ってくれて嬉しかったな☺ また来るね!ありがとう!!!

早朝のパドヴァ駅。ここから特急に乗ります

少し感傷的な感じになってしまいましたが、ここで皆さんに役立ちそうな情報を1つ!

旅のTIPS (イタリア); 特急電車のチケットを安く買うには?

イタリアの鉄道会社トレニタリア (Treinitalia) [公式サイト] には、フレッチャ(freccia) と呼ばれる特急列車といわゆる普通電車があり、特急列車は座席指定の有料席となる。ある程度の長距離を移動する時は特急電車に乗るのが普通だが、特急電車のチケットはやはりそれなりの金額がかかる。が、実はチケットを安く買う裏技が!それは事前にオンラインで予約すること☺ いわゆる「早割り」のような様々なプロモーションがあるため、1-2か月前にオンラインで予約すると割引が効くことが多く、時期や目的地によっては、なんと当日購入価格の半額以下まで値段が下がることも!その他、カップルで行くと片方の料金が無料になったり、子供が無料になったりするなど、様々なキャンペーンがあるので、予定が決まったらすぐにチケットを押さえておくのが賢明!

[補足] トレニタリアでオンラインチケットを予約するには、会員登録が必要。私の場合は、イタリア在住中 (10年ほど前) に作ったカードがありそれを使ったが (むしろまだ使えて驚愕!)、念のためサイトを確認したところ、国外のイタリアに住所がない場合でも、新規で会員登録ができるとのこと。会費は無料とのことなので、イタリアで特急に乗る予定があるならアカウントを作って損はないはず

[補足2] ちなみに、トレニタリア (国鉄) の他、民間会社が運営するイタロ (Italo) [公式サイト]という高速電車もあります。トレニタリアの特急が停まる主要駅には、イタロも停まることが多いです。個人的には、トレニタリアの方が乗り方含めわかりやすいですが、イタロも予約時期によっては安くチケットが手に入ることも多く、旅慣れている方は見てみるとよいかもしれません

実際に、2024/4/8 (月) に原稿執筆時点で、翌日の4/9 (火) と約2か月後の6/4 (火) のパドヴァ – ミラノ 間のフレッチャ片道チケットの価格を比べてみました

  • 2024/4/9 (火) 09:16 Frecciarossa 9718・・・47.0 ユーロ
  • 2024/6/4 (火) 09:16 Frecciarossa 9718・・・19.9 ユーロ

その差、なんと27.1ユーロ 驚異の半額以下!!!

2024/4/9 (火) 09:16 Frecciarossa 9718
2024/6/4 (火) 09:16 Frecciarossa 9718

これでわかりましたね! 予定が決まったら早く電車のチケットを買いましょう!!

ミラノ到着

パドヴァから電車に揺られること約2時間、、ミラノ中央駅 (Milano Centrale) に到着です!

ミラノには主要な駅が3つありますが (ミラノ中央駅、ミラノカドルナ駅、ポルタガリバルディ駅) がありますが、とくに、中央駅は建築や内装がとても素敵なので、電車に乗らないとしても、一度は見に来るとよいと思います

ミラノ中央駅。ホームのアーチ型天井が素敵
世界でも魅力的な駅の1つだと思います

ここから少しメトロに乗り、まずは本日泊まるホテルに向かいます

[おすすめ度 ★★★★☆] 
ホテル紹介 (ミラノ); ドゥオーモ スマート スイート (Duomo Smart Suites) [Booking.comリンク]

観光の中心ドゥオーモ広場から徒歩圏内 (10分程度) に位置する、アクセス抜群のホテル。アパートを改装し、イタリアらしいラグジュアリーな内装を設えたホテル。周辺の同クラスのホテルと比較して価格も良心的

アパートの一部分をホテルとして利用しているため、入り口が分かりづらい・・・ どうしても入り口が見つけられず、結局ホテルの番号に直接電話して迎えに来てもらいました 笑

旅のTIPS (イタリア); アパートタイプのホテルに泊まるとき

イタリアでは、アパートの一角を利用し、ホテルとして経営する宿泊施設も多い。そのようなアパートタイプのホテルに宿泊する場合、あらかじめ予約した時間以外に宿に着くと受付に人がいなかったり、また (アパートの一室のため) 受付の入り口が見つからなかったりすることも・・・ 予期しないトラブルを避けるためにも、ホテルの管理人とすぐに連絡できるようメールアドレスや電話番号を控えておいたり、メールで写真を送ってもらって建物の入り口を確認しておいたりすると安心

ホテルに荷物を置いてミラノの街に繰り出します。朝が早くてお腹が空いたので、まずは腹ごしらえ。ミラノはパドヴァと比べるとパン朝食用の甘いパンの種類が多い♡ 街ごとのちょっとした違いを探すのも、イタリア旅行の醍醐味かもしれません

ホテルの前のバールで朝ごはん

まずは市内中心地から ~ドゥオーモとガレリア~

お腹を満たしたところで、少し歩いて、誰もがテレビで1回は見たことのある教会「ドゥオーモ(Duomo)」の前にやってきました

旦那に記念写真とってもらいました
[おすすめ度 ★★★★★] 
観光地紹介 (イタリア・ミラノ); ドゥオーモ (Duomo di Milano) [公式サイト]

世界最大級のゴシック建築であり、ミラノの街のシンボル。ゴシック建築の象徴ともいえる、空に伸びていく (≒天に昇っていく) 135本の尖塔があり、それぞれの尖塔に聖人が立っている。一番高い場所には聖母マリアが立っている

やはりここは、観光客の方がたくさんいます…

そして混雑具合から予想はしていましたが、、 中に入るためには長蛇の列に並ぶ必要が…! その場で調べたところ、公式サイトからオンライン予約ができそうだったので、その場で予約! なんと最短の入館可能時間が夕方の入場見たいです(笑)

皆さんは事前に予約をしてから行ってくださいね

一旦外観だけ眺めて、お隣のヴィットーリオ・エマヌエーレ二世のガレリア (Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ) に移動

[おすすめ度 ★★★★☆] 
観光地紹介 (イタリア・ミラノ); ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世のガレリア (Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ)

ドゥオーモ横にあるアーケード。19世紀に建てられ、イタリアの初代国王初代国王にちなんで「ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世のガレリア」と名づけられた。ガラスのアーチと鉄製の屋根に覆われており、2つのアーケードが中央で交差している。現在もショッピングモールとして使われており、高級ブランドのブティックやカフェなどが並ぶ
ガレリア中心部の写真

とてもおしゃれなアーケードで、アールヌーヴォー風の建築デザインが好きな方は刺さると思います。またショッピングの観点でも、ブランドショップの店員さんが観光客に慣れているので、とても快適に買い物ができます。旅の思い出に、少しいいものを購入するもの良いかもしれません (我々はトランクの空きスペースが全くなかったので今回は諦めましたが、、)

春の日差しを浴びながらお散歩 ~スフォルツェスコ城・サンタンブロージョ教会~

ガレリアを抜けて、市内の東側へ向かいます

ミラノの大通り
街中をトラムが走っています

大通りを進んでいくと、スフォルツェスコ城 (Castello Sforzesco) が見えてきました

[おすすめ度 ★★★☆☆] 
観光地紹介 (イタリア・ミラノ); スフォルツェスコ城 (Castello Sforzesco)

14世紀にミラノの貴族ヴィスコンティ家によって作られたお城。15世紀にミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツァが城を改修し城塞とした。その後増築され、ヨーロッパでも有数の城塞となったが、現在はその一部(1/4現程度)が残存している。現在は、博物館や美術館、公園として利用されている
スフォルツェスコ城正面
正門をくぐってみます

今回はあまり興味のある展示ではなかったため、内部には入らず敷地内をお散歩するだけにしました

内部は公園のようになっています
桜?のような花が咲いていました🌸

天気も良くて気分が上がります☺ 公園をぐるっと一周して、また市街地散策に出かけることにします。ちなみに、かの有名なミケランジェロの「最後の晩餐 (L’Ultima Cena)」が飾られるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 (La Basilica di Santa Maria delle Grazie) は、ここから5分くらいの距離。見学するなら、スフォルツェスコ城とセットで回るのがおすすめです

[おすすめ度 ★★★★★] [世界遺産] 
観光地紹介 (イタリア・ミラノ); サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 (La Basilica di Santa Maria delle Grazie)

[教会公式サイトリンク] [最後の晩餐予約サイトリンク]

ルネサンス様式の教会。ミケランジェロ (Michelangelo) の描いた「最後の晩餐 (L'Ultima Cena)」が飾られていることで有名

最後の晩餐の見学には予約が必要。予約が1か月以上先まで埋まっていたこともあり、今回私たちはチケットが取れず鑑賞できませんでした。人気なのはもちろん、旅行会社やチケット業者がまとめて購入して、手数料込で再販売をしているのとで、枠が早めに埋まってしまうようです。こまめにサイトをチェックしていると予約枠が復活することもあるそうですが、少し値は張っても、旅行サイトなどから購入するのも一つの手かもしれません

スフォルツェスコ城から少し離れると、観光客も少なく静かなエリアが広がります

閑静な住宅街
カドルナ駅

お腹が空いてきたので、近くにあったバールでランチをすることに☼ せっかくなので、ミラノが属するロンバルディア州 (Lonbardia) の特産品を食べてみることに。薄いピタパンのような生地にハムやチーズなどをはさんだピアディーナ (Piadina) とこの地方の生ハムの一種であるブレサオーラ (Bresaola) を頼んでみました

ディナーが豪華な予定なのでランチは軽め?です
旅のTIPS (イタリア); レストランで何を頼む?

イタリアのレストランに来て何を頼むか迷ったら… その土地の郷土料理を頼んでみるのがおすすめ。イタリアは19世紀後半のイタリア統一まで、それぞれ別の国として歴史を歩んできた国。そのため、地域ごとに独自の言語や文化が発展していて、今でも日常生活にその影響が反映されている。せっかくであれば、「この地方のおすすめの料理はありますか?」や「この地域のワインはありますか?」とレストランで聞いてみるのも面白い
[おすすめ度 ★★★★☆] 
レストラン紹介 (イタリア・ミラノ); バール マジェンタ (Bar Magenta)
[Tripadvisorリンク]

ミラノで最も古いバールの1つで、約100年の歴史をもつ。サンドウィッチなどの軽食や、コーヒー、お酒など、幅広いメニューを提供する

レビューはそこまで高くないですが、料理も美味しかったですし、店内のレトロな雰囲気含め、個人的にはとても気に入りました♡ エネルギーチャージしたところで、次の目的地、サンタンブロージョ教会 (Basilica di Sant’Ambrogio) に向かいます

[おすすめ度 ★★★☆☆] 
観光地紹介 (イタリア・ミラノ); サンタンブロージョ教会 (Basilica di Sant'Ambrogio)

ミラノ最古の教会。起源は約4世紀にも遡り、ロマネスク様式で建てられている。ミラノの守護聖人サン・アンブロシウス (Sant Ambrosius) が祀られている
教会外観
教会内装

パドヴァ (Padova) やヴェネツィア (Venezia) で、ヨーロッパでも有数の規模の教会を数々見てきたこともあってか、サンタンブロージョ教会は素朴で可愛らしい教会に見えました

※今回の新婚旅行のプラン全体については、こちら [記事リンク] に記載しています

※パドヴァ観光については、こちら [記事リンク] に記載しています

※ヴェネチア観光については、こちら [記事リンク] に記載しています

たくさん歩いたので、一度、宿に戻って休憩します! 休むのも大事!

再び市内中心地へ ~ドゥオーモ リベンジ~

午前中に予約したドゥオーモ (Duomo) 見学の時間が近づいてきたので、ホテルを出発! 予約があったので、今回は待たずにすんなり入れました

教会の中も、天国に昇っていくような高い天井や、縦に長いステンドグラスなど、ゴシックの建築様式が随所で感じられます。ドゥオーモは、さすがに非常に見ごたえがあります

空に向かって伸びる尖塔
天井が高く設計されています
縦に長いステンドグラス
祭壇のバラ窓も素敵

旅の前半で訪れたパドヴァ (Padova) やヴェネツィア (Venezia) の属するヴェネト地方 (Veneto) の教会は、ゴシック様式をベースとしつつ、ビザンティン文化も融合していたため、異国情緒あふれる教会が多かったこともあり、ミラノのドゥオーモは、まさに「西ヨーロッパの教会」といった感じです。こうやって比べてみると面白いですね!

せっかくなので、屋上 (と呼んでいいのかわかりませんが) にも行ってみました

尖塔が近くで見られます
よく見ると尖塔の先に聖人の像があります

屋上での滞在はとくに時間制限など設けられていないので、天気の良い日であれば、ここでゆっくり時間を過ごしても良いと思いました。尖塔の細かな設計を近くで見られたり、ミラノの街が見渡せたり、興味深かったです

たまには豪華に ~ミシュラン星付きレストランでディナー~

実はこのあと、珍しくちょっとお高めのディナーを予約していたので、お店に向かいます。なんと、ミシュラン星付きレストランとのことで、わくわくがとまりません 笑

[おすすめ度 ★★★★★] [ミシュラン]
レストラン紹介 (イタリア・ミラノ); アルキミア (l’Alchimia)

[Tripadvisorリンク] [予約サイトリンク]

ミラノ中心部にあるミシュラン1つ星のレストラン。イタリアの食材を中心に、イノベーティブな料理を提供する。Web予約を受け付けているため、出国前に予約ができる点もおすすめ


メトロで最寄り駅から歩くこと数分、、お店に到着です☺️

店内は、おしゃれな間接照明で照らされた、温かみがあるけれども高級感のある雰囲気

コースを予約していたのですが、合わせてワインテイスティングもオーダーしました

ワインのペアリングをしてもらえるのが高級レストランのいいところ

手の込んだ料理が多く、見た目も洗練されています。イタリアンというより創作料理寄りかなと思いました

ブロードスープが美味しすぎました
この日のお肉料理は野ウサギのロール!でした

料理はさることながらサービスが素晴らしかったです。料理やワインについて丁寧にお話いただけたのはもちろん、皆さん会話がすごく上手! 適切なタイミングで話しかけてくださり、おしゃべりな旦那も大満足 笑 (決して慣れ慣れしい感じではないのですが、すごく上手に会話を盛り上げてくれました) ちなみに、我々が新婚旅行中で遊びにきている話をしたところ、なんとデザートを特別仕様にしてくれました。

Happy Honeymoonのメッセージと月 (moon) をイメージしたデザート
記念写真も撮ってもらいました

味は勿論美味しかったですが、やはりこうやって我々のためにサービスをしてくれたことが、なんだかんだ一番記憶に残りました! お腹も心も満たされたところで、ミラノ編Day1が終了。たった1日ですが、とっても濃い時間が過ごせました!

明日は少し趣向を変えて、自然と戯れに日帰りアルプストレッキング旅行に行ってきます!! [記事リンク] お楽しみに!

※今回の新婚旅行のプラン全体については、こちら [記事リンク] に記載しています

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